【学術部】第3回学術部研修会(オンライン)
研修会ID | 603 |
会場 | 徳島県医師会館3F徳島県理学療法士会第2事務所と講師を繋ぎオンラインで配信 |
開催日 | 令和5年8月27日(日)9:00~12:00 |
内容 | テーマ:【メカニズムを基盤とした拘縮の治療戦略】 関節拘縮(以下,拘縮)とは,皮膚や骨格筋,関節包などの関節周囲軟部組織の伸張性・柔軟性が低下したことで起こる関節可動域制限と定義されており,リハビリテーション医療の対象者のすべてに拘縮が存在するといわれるほど,その発生頻度は高い.いうまでもなく拘縮が発生する直接的な原因は身体局所あるいは全身の不活動であり,頻発する背景因子には発生メカニズムの解明とそれを基盤とした効果的な治療戦略の開発の立ち後れが影響している. そこで,主宰研究室ではこれまで拘縮の実験動物モデルを用いた基礎研究を通して,上記の関節周囲軟部組織の網羅的解析を進めてきた.その結果,これらの組織には共通してコラーゲンの増生に伴う線維化と呼ばれる病理変化が認められること,ならびにこの病理変化が拘縮の発生メカニズムに深く寄与することを明らかにした.そして,骨格筋に関しては不活動によって惹起される筋核のアポトーシスが契機となって線維化が発生すること,ならびに不活動期間の長期化による低酸素化の惹起が線維化の進行に影響することを突き止めた. そこで,本講演では自験データを中心に拘縮のメカニズムに関わる最新知見を紹介し,それを基盤に開発を進めている治療戦略について概説する. |
講師 | 沖田 実 先生(長崎大学生命医科学域(保健学系) / 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 理学療法学分野) |
受講費 | 徳島県理学療法士会会員:無料、非会員:1,000円 |
定員 | 100名(インターネット環境下での受講が可能であり、かつ、徳島県理学療法士会会員でクラスルームへの事前参加登録が可能な方) |
申し込み期間 | 2023年05月31日 ~ 2023年08月18日 |
申し込み方法 | 徳島県理学療法士会会員専用ページにログイン後、お申込みフォームからお申し込みください。 |
問い合わせ先 | 学校法人勝浦学園 徳島医療福祉専門学校 理学療法学科 出口 純次 〒771-4307 徳島県勝浦郡勝浦町大字三渓字平128-1 TEL:0885-42-4810 E-mail:j.deguchi.pt@tokushima-iryou.ac.jp |
その他 | ※非会員の方(県士会会員以外、他職種の方)は申し込み後に振込先をメール致しますので期日までに入金をお願いします。入金確認後にZoomへの入室リンクを送付する予定です。 本研修会では専用のクラスルームおよびZoomチャットよりアンケートを配信し、出席の確認を行います。会員の方は出席確認をさせて頂き、講義の終了時にもアンケートを提出して頂く形となります。出席と感想文が揃った場合にのみ、ポイント付与の対象となります。 ※オンラインのみで開催する為、事前に配布している会員ID(会員番号@tokupt.or.jp)、パスワード、クラスコード(下記)を使用し、クラスルーム「令和5年度第3回学術部研修会」に登録してください。 クラスルーム入室に必要なクラスコード:dx2hndn 配信アプリにはZoomを使用します。Googleclassroom「令和5年度第3回学術部研修会」の中にZoomのURLリンクを貼付しますのでそちらをクリックして入室してください。 ※当日は、講義開始5分前には入室してください。 【生涯学習ポイント】 カリキュラムコード::区分5‐58(機能障害) <登録理学療法士> ポイント:3ポイント <認定専門理学療法士> ポイント:3点 |
プログラム | 8:20~オンライン開設(予定) 8:55~9:00 開会式、生涯学習ポイント説明 9:00~12:00 講演 180分(質疑応答10分程度含む) 12:00~12:05 閉会式 |